飼育小屋作り（その５）

この段階で雨が降ると断熱材が濡れて、全てをやり直さなければならないのでヒヤヒヤです、右側の銀色のシートは雨防止のシートで、工事のたびにはぐったり被せたりで、その旅ごとに一汗かきました。

この飼育小屋は、猫の健康を保つ環境として空調が重要と考え、効率を高めるために屋根は二重に断熱材を施す構造とします。断熱材を張るとその空間は昼夜の寒暖差で結露して木材が腐る可能性があるために、断熱材の下ほうにわずかな空気が流れる隙間をつくり、下から上に温まった空気が流れる構造にしています。ここまでに屋根の上の断熱工事は完了で、断熱材の上に合板を張り、その上から防水シートを施します。

真夏の中の作業は若くもない身にはかなりこたえて、毎日ひどい汗をかきながら２週間ほどかかりました。この後は屋根の周辺部の雨仕舞い工事を施して、アスファルトシングルを張れば完成です。平家とはいえ、滑り落ちたらタダでは済まないので、屋根工事が終わりもう屋根に登らなくて良いかと思うとヤレヤレです。