キャッテリーの出来事（キャリーの子育て便り、その３）

キャリーの子育ても、2月18日現在で生後23日目となりました！

リサの産んだ里子ちゃんも含め、みなスクスクと育っています。

みんなダンボールの産箱から這い出てきてケージの中を這い回るようになりました。まだ離乳には少し早いですが、水の皿に興味を示して覗き込む子もいます。体重も300グラム前後で順調です。

前回シリンジでミルクをやっていたゴンちゃんだけは何故か200グラムほどで、特別メニューでミルクやりを続けています。

母親のキャリーはといえば、相変わらずのマイペースで、淡々と授乳に励んでおり、赤ちゃんたちの毛繕いもそつなくこなし、その熱心な母性愛には頭が下がる思いです。

赤ちゃんの世話というのは単にオッパイをやるだけではありません。たまに子育てをしない母親が出ることがありますが、その時はミルクを少なくとも毎日4、5回飲ませるかたわら、排泄の補助、つまり子猫は産まれて数週間は自分で自在に排泄することができません。母親が肛門の周りを舐めてやるという刺激によってようやく排尿や排便がスムースにできます。排尿排便の世話を怠るとヒドイ状態になります。糞便まみれで見てくれだけでなくチョー臭いし、赤ちゃんカワイイ！といった常識が吹っ飛んでしまうことになります。

育児放棄の母親が出ると、作業量やストレスがとてつもなく増え、上手く育つかどうかも安心できません。

そうです！

赤ちゃんたちの美と健康は、ひとえにキャリーの献身によって創り出されているのです！

猫もヒトも母親は偉大です。

このまま順調に赤ちゃんたちが成長してくれることを、ただただ、ただただ願うのみです。

あと１週間もすれば離乳の試みとして固形食のムースなどをやるので忙しくなりそうです。