キャッテリーの出来事（飼育小屋作り）その１

キャッテリーの６番目となる飼育小屋を作りはじめました。

右手の５番目の小屋が満杯となってきたので新築です。

そんなに沢山の飼育小屋を作ってどうするのか、と思われるかもしれませんね。

 

当キャッテリーでは現在70頭ほどの猫を飼育しています。

猫が好きであれこれ沢山の猫を飼育するのが大スキ！というわけではありません。

 

動物愛護法が改正強化され、動物の飼育環境についての規制がかなり厳しく（ブリーダーにとってですが）なりました。

例えば繁殖猫は６歳までに制限され、それ以上の繁殖は禁止となりました。

母猫の健康負担を考慮してということです。

負担を軽減するということには賛成ですが、問題は６歳以降、繁殖をさせずに天寿を全うするまで飼い続けなければならないということと、繁殖に使える猫がだんだん少なくなり事業そのものが先細りになるという現実です。

 

そこで始めたのが飼養小屋の新規建設ということです。

元々、モノ作りが好きで建物も原寸大の模型と思えばそれほど恐れるに及ばない、とばかりにこれまで当キャッテリー内の建物は全てセルフビルドで賄ったものです。

 

写真は基礎作りと土台を設置しているところで、老体を心配した次男が手伝ってくれています。

基礎は合板で型枠を作り、鉄筋を入れてコンクリートを流し込んで合計12ほど作りました。

土台は森林組合に行って檜の四寸角材を８本ほど買って軽トラで運びました。

ここまで作るのに、ポチポチ工事で約半年です。

正直、単調でキツイこともありますが、だんだん形が出来てくるのが言葉では言い表せない喜びです。